ベルギーといえば、世界的に有名な高級チョコレートの生産国として知られています。その中でも、特に高い品質を誇るのがベルギー王室御用達の8つの高級チョコレートです。今回は、そんなベルギー王室御用達の8大ショコラティエを紹介します。
ベルギー王室御用達とは?
ベルギー王室御用達とは、ベルギー王室から御用達として認定された企業やブランドのことを指します。ベルギー王室御用達には、チョコレートや菓子、衣料品、ジュエリーなど、さまざまな分野の企業が選ばれています。
これらの企業は、ベルギー王室や王族の特別なイベントや行事に提供することができ、王室の信頼と尊敬を受けることができます。また、王室御用達の称号を得た企業は、そのブランド価値が高まり、世界的な知名度を得ることができるため、ビジネス上のメリットがあります。
8大ショコラティエ
ベルギーはチョコレート王国として有名であり、多くの高級チョコレートブランドが存在しますが、その中でも特に優れた品質や技術を誇る8つのショコラティエがベルギー王室御用達に認定されています。
これらのショコラティエは、伝統的な製法や厳選された素材を用いた高品質のチョコレートを提供しており、世界中から多くのファンを集めています。
ゴディバ
ベルギー王室御用達の称号を持つなど、世界的にも有名なチョコレートブランドの中でも、日本ではおなじみなのがゴディバです。
公式ホームページ
ゴディバは、1926年にベルギーのブリュッセルで創業された高級チョコレートメーカーで、世界中に店舗を展開しています。ゴディバは、高品質のカカオ豆を使用し、様々なフレーバーのチョコレートやトリュフ、プラリネなどを販売しています。また、季節限定の商品やギフトアイテムも充実しており、高級感のあるパッケージングが特徴です。
ヴィタメール
ヴィタメール (Wittamer) は、ベルギーのブリュッセルに本拠を置く高級パティスリーで、ベルギー王室御用達のチョコレートブランドとして知られています。創業者であるHenri Wittamer氏によって1950年に設立され、当時は小さな菓子店でしたが、現在では多くの国に進出し、パリの高級百貨店Galeries Lafayetteにも出店しています。
公式ホームページ
代表的な商品には、トリュフ、マカロン、クロワッサン、ムース、チョコレートケーキなどがあり、特にショコラティエとしての評判は高く、高品質なチョコレートを使った製品が多数あります。
ピエール・マルコリーニ
ピエール・マルコリーニは、ベルギーのショコラティエとして、数々の賞を受賞しており、2000年には「ベルギー最優秀職人賞」を受賞し、2003年にはフランスのショコラティエコンクール「La Coupe du Monde de la Pâtisserie」で優勝しました。
公式ホームページ
ピエール・マルコリーニのチョコレートは、厳選されたカカオ豆を使用しており、高品質の素材を使用したユニークで美しいデザインのチョコレートが特徴的です。
ガレー
ガレー(Galler)は、ベルギーのチョコレートブランドで、1950年代にジャン・ガレー(Jean Galler)によって設立されました。彼は、フランスで学んだパティシエとして、伝統的なベルギーのチョコレート製造技術に革新的なアイデアを取り入れ、新しい味わいを生み出しました。
公式ホームページ
ガレーのチョコレートは、高品質なカカオ豆を使用し、伝統的なベルギーのチョコレート製造技術をベースに、革新的なフレーバーやデザインを取り入れたものが特徴です。また、ガレーは、環境に配慮し、持続可能性に焦点を当てた製造方法を採用しており、自社工場で生産されたチョコレートは、フェアトレードやオーガニックの認証を受けています。
ノイハウス
ノイハウス(Neuhaus)は、ベルギーのブリュッセルで1875年に創業されたチョコレートブランドです。ノイハウスは、ベルギーで最初のチョコレートショップを開業し、世界で初めてチョコレートの詰め合わせを作ったとされています。
公式ホームページ
ノイハウスは、高品質のチョコレートを使った豪華なボンボンやトリュフ、プラリネなどのチョコレート製品を提供しています。また、ノイハウスは、チョコレートの味わいをより引き立たせるため、チョコレートと一緒に飲むことができるコーヒー、紅茶、ワインなども販売しています。
ヴァンデンダー
ヴァンデンダー (Vandenbulcke) は、ベルギーのショコラティエで、チョコレート業界において古い歴史を持つ老舗のブランドの一つです。創業は1949年。当時は小さなチョコレート工房からスタートしました。8大ショコラティエの中でも一番買いにくい商品です。
公式ホームページ(日本語なし)
ヴァンデンダーのチョコレートは、ココア豆の品質と味を最大限に引き出すために、ローストの温度や時間など細かい工程にもこだわっています。トリュフ、プラリネ、シングルオリジンチョコレート、そして季節限定のチョコレートなど、さまざまな種類のチョコレートを製造しています。
レオニダス
レオニダスは、1913年に創業したベルギーのチョコレートメーカーです。創業者のレオニダス・コンフィデュールは、自分で製造していたチョコレートを販売するため、最初は販売用の車を使って町を回り、口コミで評判が広まっていきました。その後、店舗をオープンし、チョコレート製品の製造に力を入れるようになりました。
公式ホームページ
レオニダスは、トリュフやプラリネ、ガナッシュなど、様々な種類のチョコレートを販売しています。特に有名なのは、箱詰めされたチョコレートアソートで、多くの種類のチョコレートが詰められた大きな箱が特徴です。レオニダスのチョコレートは、ベルギーで製造され、高品質のカカオを使用しています。
マダム・ドリュック
マダム・ドリュック (Madame Ducs De Bruges)は、ベルギーのショコラティエで、1950年に創業されました。創業者のアンリ・デュック (Henri Ducs) は、ブリュージュで高級チョコレート店を開いていたのですが、店は第二次世界大戦で破壊されてしまいました。戦後、アンリ・デュックは再びブリュージュでショコラティエの店を開き、その後、息子のジャック・デュック (Jacques Ducs) とともに、マダム・ドリュックとして知られるようになりました。
マダム・ドリュックは、高品質のベルギーチョコレートを使用した、豪華で美味しいチョコレートの評判を得ています。特に、彼らのトリュフチョコレートは、柔らかく、なめらかで、口の中でとろけるような味わいがあり、非常に人気があります。また、マダム・ドリュックは、特別なデザインのチョコレートを作ることでも知られており、そのデザインは、ブリュージュの建築や風景をモチーフにしたものが多くあります。
まとめ
以上のように、ベルギー王室御用達の8大ショコラティエをご紹介しました。それぞれ独自の味わいや特徴を持っており、どれも高品質で美味しいものばかりです。
中には買いづらいものもありますが、贈り物などを選ぶ際の参考にしてみてください。
コメント